海外事情あるある “お湯が出ない編”

2013年9月17日

 

海外で頻繁にある現状が、、、お湯が出ない事です。これは困る。特にシャワー。


学校の寮やちょっとしたホテルとかは皆、ある程度溜められたお湯タンクからお湯が流れてくるシステムになっていて、根本的にそこがカラになればお湯が出ない。そして次にそこのお湯が沸くのにも時間がかかる。


欧米に住むと基本朝シャワー(朝シャン!死語?)が主流になります。私は今でもその文化?を引きずっていて、よく叱られます(水もったいない!と)。でも、朝シャワーが無いと目が覚めない身体になってしまいました。最近は朝ジョギングをするので、何とか朝シャワー浴びる理由を作ってます(苦笑)。


何故朝シャワー、もしくは日中シャワーなのかというのは、向こうでは人前に出る前には、まずパリッと清潔に、というのがエチケットで、朝だけでなく、夜仕事から帰宅し、再度友達とかと外出する前にもシャワーを浴びたりします。よく待ち合わせの時間に髪の毛びっちょびちょの人たちが集まったりします(そう、向こうの人はドライヤーもあまりしない)。


後、お風呂ですが、ほぼシャワーで済ませ、入らない人が多いですし、就寝前に入る人も居ますが、勿論日本の様に外で身体を洗い、バシャバシャおけで流す事ができないバスルームなので、浅いバスタブ内で石けんとかで身体を洗い、そのまま出てタオルで拭くという風なスタイルが多いかも知れません。まあ日本のお風呂文化からして信じられない事ですし、そしてそのお風呂文化が大好きな人は欧米では、、、苦労するでしょう。私はそこまで執着はなかったのですが、でもやはり日本での温かい湯船にどっぷり浸かる、身体も外でガッツリ洗い、バシャバシャ流す、また湯船に浸かる、あー、気持ちイイ〜〜!っていうのは、ある意味“贅沢”で帰国する際には楽しみにしたものです。温泉なんか“超”贅沢!


これも余談ですが、欧米ではお風呂も入らず、香水をたっぷりつけるだけで済ますというのを“French Bath”(フランス人流のお風呂)と言います。それは、向こうの固定概念でフランス人は、ドギツイレベルで香水を使ったり、体臭がキツイ様に思われたり、本当にあまりお風呂に入らなかったり、そして少しバカにした意味も含められたフレーズでもある様です。なので、誰かが、“I took a French Bath”って言ったら、まあシャワー浴びずに香水だけつけてきた、という事です。


お湯が出ない事情に戻りますが、高校や学校の寮生活の際には、よく映画で見る様な、またはプールやジムの更衣室にある様な横並びに薄い壁で区切られているシャワー室でみんな朝シャワーしていました。その際に誰かが“NO HOT WATER!!!!”(もしくは、ウギャーー!!)と、緊急サインを出すとみんな一斉にシャワーから飛び出すというのが、頻繁にありました。それは端っこのシャワーからお湯が切れて行くので、一番端の人が先に水を浴びるからです。勿論、朝早ければ、お湯がたっぷりなのでじっくり温かいシャワーを浴びれるので、頑張って早朝起きて浴びるというのを、野郎達で始めるのですが、結局みんな頑張って我が先にとどんどん早く起きる様になるので、結局お湯が切れるのは同じ、、、というのがよくありましたし、早起きなんて、その年齢で続くわけありませんしね。。。


いやー、でも何度も水シャワーは浴びましたね。本当嫌というほど。No Hot Waterコールがシャンプーの途中にかかれば、結局嫌でも流すために水に突入しないといけないのでね、、、(プルプル)。


それを思い出すと、日本って幸せだなーと思いますね(笑)。

 
 
 

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